DISCOVERY DENSEN

電線愛好家・石山蓮華さんが語る 電線学園と私の出会い

電線愛好家で知られる女優の石山蓮華さん。そんな石山さんに、11月18日に開校する電線学園についてのことや、電線の魅力、好きなものを発信することの楽しさについて、語っていただきました。

校歌にクイズも?「電線学園」って面白い!

今回の電線学園のサイトを見て、
どう思いましたか?

まず、去年は電線の日(11月18日)が制定されて、今年は同じ日に電線学園が開校されることが嬉しくて! パッと公開前のサイトを見た時も「まさにこれが、私の欲しかったものだ!」と思いました。

実は私、電線に興味をもった当初は大好きなのにも関わらず、それを人に説明できるほどの知識がないせいか、うまく言葉が出てこなくて悔しかったことがあるんです。

電線の本を探して買ったり製品カタログを見たりして一人で勉強していたものの、イマイチ知識がスッと入ってこなくてモヤモヤしていた時期があって。

だから、こういうオシャレで、しかも誰でも簡単に見て参加することができて、「ここを読めば電線の知識が “学校”という身近なものを通して分かる!」ものが出来るのが、本当に嬉しいしうらやましく思っています。もっと早く欲しかったです(笑)。

電線学園の学生

電線学園に好感を持っていただけて嬉しいです。
石山さんも校歌にはこだわられていましたよね。

はい。最初は電線の種類についてもう少し書かれているものと、もっとシンプルにしたものの2案の歌詞があって。迷いましたが、シンプルな方がキャッチ―で分かりやすいし、なにより校歌っぽい! と思ってそちらに1票いれさせてもらいました。

また、より校歌っぽくするために「ああ、電線の可能性は無限大」という言葉を繰り返しいれた方が良いなど提案させてもらいました。

“電線学園小テスト”としてクイズもありますが、
そちらについてはどう思いましたか?

“学校の中の電線を探す”というお題が、身近で素晴らしいと思いました。

電線って、正直言ってしまうと少々マニアックな分野なので、文字だけ見てもイメージしづらいというか、覚えづらい部分があると思うんです。

でも、みんなが知ってる・通っている学校の中ならイメージもしやすいし、何より、実際に探しに行けたりもするじゃないですか!こんな楽しいクイズって、個人的にはないと思います。

ただ、クイズに関しては30秒で全問正解できる自信がちょっとないので、気合をいれて挑みたいと思います(笑)。

石山さんが語る電線の魅力。「好きなものを伝えて共有すると、たくさんの楽しいこととつながることが出来る」

実際に電線を使って何かしたことはありますか?

秋葉原の部品屋さんのようなところで、試しに電線を買って分解したことがありますが、

次々と発見があって驚きました! 一見1本の線に見える電線が、切ってみると中にはいくつもの銅線が詰まっていて、多くの層にとなることではじめてあの目に見える1本の線の形になっているんです。

身近によく見るたった1本の線が、実はいくつもの仕掛けが詰まっている発見が、本当に面白くて。

石山さんは電線の良さを相手に伝える時は
どうしていますか?

撮った写真を見せたりすることも多いです。写真映えにも電線は実はとても良くて。

人間のように動かないのでそもそも撮りやすいし、自分の好きな角度で電線のかっこ良さを表せます。

街中にたくさんの電線が配線されていますが、よくみると様々な配線の仕方があるんですよね。面白いはわせ方をしているものを見つけたりして、配線した人の性格というか人間味まで見えるような気がするんです。

最初は私も「マニアックな趣味で、周りの友達からは電線の話って聞かないな・・・変な風に思われたらどうしよう」なんて思っていましたが、とにかくずっと口に出して「電線が好き!」と伝えていると、自然と似た趣味の人たちが集まってくるようになりました。

私はそれで、電線が好きな人としてラジオのゲストにも呼んでいただいたり、友達が増えたり、仕事にも繋がって今があります。

好きなことは臆せず口に出した方がいいです。私はまさに電線を通して、様々なご縁や人を繋いでもらいました! まずは身近な些細なものから興味をもって、気軽に発信してみることが大事だなと思います。

日常生活を豊かにする、それが電線。

初心者でも電線を楽しむコツがあれば、
ぜひ教えて下さい。

電線を知るとあらゆるものの見方が変わってきます。

例えば、お花1つとっても、花の生産地や花言葉を知っている方がただ花を見るよりも楽しくなるように、目を凝らすと電線って、実は日常のあらゆるところにあるんです。

なによりも、電線って健気なんです。すっごい働いているのに、なかなか褒めてもらえない!!

ただそこにあるのが空気みたいに当たり前になりすぎて、見えているのに見えていないんです。

電線を知ると、物の仕組みが分かる様になるし、いつもと変わらない日常の中に様々な発見が出来るようになります。毎日がちょっぴり楽しくなるキッカケにもなるので、是非クイズにも挑戦して電線への理解を深めてみて下さいね!