鳥は、1本の電線にしか触れていない!
1本の電線だけに
触れても感電しない?
電気は、少しでも抵抗の小さいところを流れる性質があります。電線と鳥の体を比較すると、電気抵抗が小さいのはもちろん電線。よって、電気が鳥の体を流れることはなく、鳥が感電することもないのです。
2本の電線に
触れてしまうと…
鳥の体が同時に2本の電線に触れると、電気は鳥の体の先に“抵抗の小さい行き先”をみつけ、そこへ向かって流れます。通り道となった鳥の体はたちまち感電し、丸焦げになってしまうことに!山奥の送電線では、ときどきカラスやヘビが2本の電線に触れ、感電事故を起こすこともあるそうです…。
鳥は安心して休んでいるけど、
電線に触るのはあぶないね!
特に台風などで切れた電線は、
地面に触れることで電気の
通り道ができていてとても危険。
もし見かけても絶対
さわらないようにしないとね!