道路の下に、熱を発する電線が!
雪国と
安全な暮らしをつなぐ
日本の寒冷地には、雪が降っても積もらない“不思議な道”があるのを知っていますか?そこで使われているのが、道路の下から地面を温めて雪を溶かすロードヒーティングという技術です。そして、その熱源の1つとして活用されているのが、電気によって発熱する電線「ヒーター線」です。歩きやすいスペースなどを確保して雪道での怪我や事故を減らしたりすることで、雪国の安全な暮らしを支えています。
コンビニや
テレビ局でも大活躍!
ヒーター線は、他にも生活を支えるさまざまな場所で使われています。例えば、コンビニのホット&コールドショーケース。ホットケース内で飲み物を温めるプレートヒーターと、コールドケース内の霜取り用ヒーターの両方に、ヒーター線が活用されています。また、テレビ局では、屋上にあるパラボラアンテナ用の融雪・ヒーターに役立てられており、その活躍の場は多岐にわたっているのです。
電気や電波を運ぶだけじゃなく、
何かを温める時にも電線が応用されているんだ!
快適で安全な暮らしを、
見えないところで支えているんだね。