海底に、情報を一瞬で届ける
光の道が!
“衛星通信”よりも速い
“海底通信”
世界のニュースをすぐにチェックできたり、海外の動画も観ることができるインターネット。一瞬で海を越えて通信するために、実は海底に「光ファイバケーブル」がつながっているのはご存知でしたか?光ファイバケーブルとは文字通り、光を使ってデータを運ぶケーブルです。衛星通信よりも桁違いに通信容量が大きく、海底なので台風など天候の影響を受けずに安定した通信が可能。さらに、情報のデータ損失も少ないのが強みです。
どうやって光で
通信するの?
光ファイバケーブルは、ガラスやプラスチックでできた髪の毛くらい細いファイバの束で構成され、そこに光を通して通信を行います。ファイバは光が通る道「コア」とその外側「クラッド」の2層構造になっていて、各々の屈折率を変えることで光がクラッドに全反射しながらコアの中を通過。今ではギガbpsやテラbps※レベルの超高速通信ができ、1心※のファイバで、だいたい2時間の映画50本を1秒でダウンロードできるのです
※bps(bit per second)とは・・・通信回線のデータ伝送速度の単位。1秒間に何ビットのデータを送れるかを表す。
※1心は光ファイバ1本のことです。
世界のインターネットは、
光ファイバケーブルが担っていたんだ!
通信速度を速くすることで、
暮らしがますます便利になるんだね。