安全運行のカギは
意外なカタチ
上へ下へと毎日うごく、
エレベータケーブル!
超高層ビルやタワーマンション、タテの交通手段として欠かせないエレベータ。
エレベータの中に電気がついて、乗り降りする階のボタンを押せば目的の階まできちんと届けてくれる。
こんなエレベータ内の機器のはたらきを制御しているのがエレベータケーブルです。
このケーブルは、エレベータが上下するスペースの中間地点からカゴまでをU字型につなぎ、エレベータの上下に合わせて動いています。
その移動距離は高さ400mのビルなら、1日でおよそ160キロメートル!25mプールなら6400回も往復できるほどの距離です。
きしめん?昆布?
平たいケーブルの
バランス感覚。
一般的にケーブルは一度設置されたら動かさないものですが、超高層ビルやデパートに設置されているエレベータは1日に300〜400回上下動することも。このとき、ケーブルがねじれたり、絡まったりしてしまうとケーブルが切れたり、カゴが揺れたりしてキケンです。
安全運行のカギはねじれ防止です。
ケーブルの形を平たくしたり、信号や電力を送る複数の導体と、補強線のより方に工夫をかさね、建物の高層化やエレベータ運行の高速化を助けています。
紀元前ローマ時代から
使われているというエレベータ。
進化の影の立役者は、
エレベータケーブルだったんだ!